The Panama Papers(パナマ文書)

どこまで広がりをみせますかね。

ICIJ(国際調査報道ジャーナリスト連合)が
パナマにある法律事務所から流出した秘密文書を
解析して、公表しています。
ICIJ https://panamapapers.icij.org/ (英語サイト)

文書の内容は、どうやらパナマ共和国で設立された
法人や投資組合や投資信託(ファンド)に関することのようですが、
パナマは有数の租税回避地(タックスヘイブン)であるため、
スキャンダルを生んでいるようです。

先進各国は、どこも財政問題を抱えており
租税回避地によって
富裕層から税金が徴収できないことが
大きな問題となっています。

企業にとってみると、租税回避地を使うことは
合理的な選択であるとは思いますが
日本にとっても、どの先進国も財政問題はかなり顕著なので
租税回避を防ぐためには
各国の協調が不可欠なのかもしれません。