今日は、ご自身で登記するというはなしをします。
自分で登記をする会っていうのが
あるようですね★
司法書士の立場からすると
そういうのがはびこると?
商売上がったりです★
ワタクシは自分で登記することについて
否定的ではないのですし、
その会のメルマガとか本とかは
ペーペーのワタシには、
非常に参考になりますよ。
でも、そのウェブをみればみるほど
登記って難しいなあってことを
確実に教えられます。
まず、不動産の売買登記なんて当事者があるから無理ですし
所有権保存であっても、多少不動産登記法を知らないと
ちんぷんかんぷんです。
特に難しいのが書類面と税金面(免許税)。
まあ、本人でやるのですから、
多少損したり?手間がかかっても、いいのかもしれませんが、
ほかに当事者がいるとそういうわけにはいかないですよね。。
あと、担保権の抹消にしても
金融機関によっては、ひとりでできるみたいなことを
言ってくれるところがあるらしいですけど、
実際は、その当事者が大変なことになることもあるみたいです。
(参考:法務局の業務に関するQ&A
http://blog.livedoor.jp/houmu4180/archives/52066297.html)
抹消だって慎重に検討しなければならないこともありますし。
そういえば、この前、社会保険労務士さんと
就業規則のはなしをしたんです。
就業規則の作成なんて、ちょろいとおもいきや、
自分の考える程度のことではダメだなって正直思いました。
専門分野には、その文化というか、
社会保険労務士さんであれば、労務関係の
情報だって豊富に備えているので、
本当に必要なことはその分野のひとでないと
わからないものですよね。
まあ、ネットにはいろいろ情報が氾濫していますけど、
登記のことであっても、必要なことを
取捨選択することは本当に難しい。
まあ、専門家のありかたについては、
それぞれ問題がないわけではないのですが、
専門家が存在するものについて、
プラモデルや日曜大工みたいな感覚?で
安易になにかをするのはやめたほうがいいと思いました。