公的部門の民営化や指定管理者制度のひとつの弊害なんでしょうか。
東京都の火葬費用が9万円に達しているという記事がありました。
(東京新聞【「費用が高くて」火葬を拒む遺族も 東京23区内の特殊事情とは 関係者「別れの機会奪うなら…切ない」】)
(日本経済新聞社「東京の火葬料、千葉の15倍 民営がコスト増を積極転嫁」)
高騰の理由としては,大手の民間業者の寡占状態となっていることや,価格設定に許認可がないこと等があるようです。燃料費や人件費の高騰はあるのものの,価格の設定が利益の拡大を目的としているいう意見もあります。宗教的な理由を除けば,ほとんどの人が通る道でもあり,公的な性格も強いため,さらなる価格が上昇を懸念せざるを得ません。
ちなみに長野市では15,000円(参考 長野市役所「斎場(火葬場)」)だそうです。