会社の安定

会社のつづけていくには?
というはなしをします。

会社をつくったり、事業しているかたとっては
実感としてお持ちなのかもしれませんが、
経営には段階というものがあります。

創設期、成長期、安定期、◯◯期

公認会計士や税理士ですと、
いろいろな場面で、お金の流れや会計の方法を
伝授して?(税務や記帳の代理とか)くれるとはおもうのですが、
司法書士に相談すると、登記で実現されるような
組織のありかたやそのときどきのルールを
気にします。

創設期には、会社をどういう構成やモデルにするか
ということを決めなければなりませんが、
成長期には、誰にまかせるか、
どこに人・モノ・金などの資本を投下するかが
重要になりますよね。

士業であれば、それぞれの段階で
アドバイスも違うのですけど、
会社の安定のためには、、

組織のありかたは?
業務監査は必要?、
そもそも監査役の監査の範囲は?
社外取締役は必要?
など‥

経営者ひとりにすべての決定をまかせられるうちは
いいのですけど、
いろいろ社会的にも責任を負うに従って
考えていかなければならなくなってきます。

でないと、本来しなければならないことを忘れてしまったり
知らなかったり、対応できなくなってしまったりしてしまいます。

ちょっと経営についてとは、遠いはなしでしたが、
組織のありかたなどを考えることも必要なことですよね。

ちいさな失敗

司法書士てして活動し始めたばかりなので、
なかなか失敗も多く、
その度にショックを受けてます。

ちゃんとお客さんのはなしを聞かなかったとか
電話でミスるとか‥

司法書士の同期にたいへん迷惑になっていると思いつつも
どうしたらいいの?的な相談をよくしています。
そこは、同期が多い分、得しているかも。

でも、試験合格もゆっくりやってきたのだから、
司法書士としてももゆっくり覚えていくしかないんでしょうね。

もっと瞬発力みたいなものが
があればいいのですけどね。

司法書士試験について

一度は書いてみたほうが、受験生の参考となればと思いました。
受験回数は6回!!
そのうち、まともに勉強して受けたのは5回です。
(1回目は記念受験っていわれるものです。)

平成25年に合格したのですが、
一度、平成22年に択一で数点足らず、惜しい成績。
ですが、それから3年もかかってしました。
ほかの不合格の年はすべて足切り(基準点にも届かなくて採点してもらえない)。
正直合格した年も、合格するとはまったく思っておらず、
発表の日まで勉強しつづけていました。

勉強でたいへんと感じたのは、フルタイムで
仕事をしながら勉強したことです。
なので、予備校とか一切行っていません。
参考書と問題集のみです。
合格する受験生のほとんどは、フルタイムの仕事を
持っていない人が多いみたいです。
ただ、仕事をしながらの勉強であると、精神的には楽です。
なにもないと後先がまったく見えませんもんね。

司法試験ですと、基本書を何回も読まないとならないみたいですけど、
司法書士の択一式試験の対策としては、基本書をまったく読んでません。
しかし、当初は法律のことはほとんど知らなかったので、
まず、口語民法とかの口語六法という書籍を
見ながら、過去問を解き始めました。
その後、条文に慣れてきたころに登記六法と判例六法プロフェッショナルを
読みながら、過去問をひたすら解きました。

記述式の試験は、基本書をたくさん使いました。
基本を何通りも知らないと、まったく試験問題のレベルは解けないからです。
記述式の試験に慣れるために数年もかかりました。
ようやく慣れたころに合格したっていう感じです。

他の合格者の話を聞くと、拓一式は過去問を解いてその過去問の意味を
考えるのが一番の近道のようです。
でも同期の合格者にきくと、正直いろんな勉強法の人がいましたよ。
基本書の中身をひたすら暗記できる人、コンピュータソフトだけで勉強した人
六法なんてほとんど使ってない人、
要するに必要な知識を十分に上げられるかがカギみたいです。

あと、仕事をしながら合格して思ったことですけど、
あまりほかの人のいう、固定概念にとらわれないほうがいい気がします。
やってみないとわからないことが多いですから。

財産の安全性

財産を安全にするには、どうしたらいいでしょうか。

通常は自己管理が基本ですが、当然自己管理できないということもあります。

そこで制度としてあるのは、「後見」と「信託」です。

後見は、財産の管理を他人に任すこと
信託は、財産の運用を他人に任すことといえます。

信託は、財産の独立して(ほかの財産と切り離して)管理し、
契約によって成立します。
後見は、裁判所や後見監督人に監督され
許可を受けて本人のために代理します。

最近、財産管理の需要が高くなったせいか、
信託契約であっても怪しげな詐欺のような
契約で被害に遭うこともありますし、
後見においても、財産の目的外の
使い込みをしてしまうなどという被害があります。

財産を安全に保つためには、後見、信託双方で
管理された手法にすることがより安全なのかもしれません。

ってことは、後見を業務とする司法書士は、
もっと信託についても学ばければということになるんでしょうね。

看板を取り付けました

山下司法書士事務所の看板を取り付けました。

kanban.jpg

実際、近くでみると大きすぎで、びっくりしました。

色もいろいろ考えたのですけど、
赤がいいっていう周りの意見に押されてこの色にしました。
(自分的には緑がよかったのですけど‥)

看板を取り付けるにも、法的に考えなければならないことがあります。

そう、屋外広告物条例です。

長野市の場合は、地域によって取り付ける看板の大きさの制限や手数料が違います。

当事務所は商業地区ではなかったみたいですが、新幹線沿線地区になっていました。

そういえば、長野県内の新幹線や高速道路沿線には、建物を示すもの以外に大きい看板はないですよね。

条例で禁止されているからなんでしょうね。

民法改正要項仮案・書面によるお金の貸し借り

お金の貸し借り(金銭消費貸借)の契約は
いままでは、お金を引き渡さないと成立しなかったのですけど、
(要物契約 民法587条)
書面で契約するに限って、お金の引き渡しがなくても
売買契約が成立するようになるみたいです。
(要式契約、諾成契約 要項仮案)

これって司法書士にとっても
立会とか決済とか呼ばれる契約確認と
登記書面の確認の行為について
さらに法的な根拠を与えるものです。

司法書士関連のかた以外は意味不ですよね。。

意味を解くと不動産をお金を借りて買う場合
今までは順番としてこれでなければいけないです。

不動産の売買契約→消費貸借契約→お金の引き渡し→抵当権設定
(抵当権の付従性:債権がないと抵当権は成立しない)
(要物性:お金が実際に引き渡されないと契約は成立しない)

でも実務上は
消費貸借契約→抵当権設定→お金の引き渡し→不動産売買成立
(金融機関は抵当権が登記される前にはお金は引き渡せない。。ってこともある)

そこを解消されるわけなんですよね。
やっぱり難しいですね。。

税務

司法書士であってもある程度税金のことを知らなければならないことを痛感します。

相続や会社の組織構成などは専門であっても

みなさんの興味はどのくらい税金がかかるかということが

かなりのウエイトを占めるからです。

会社では税務研究会の税務通信を

読ませてもらったりしてますけど、

税理士さんでも日々勉強が必要なレベル

税金の世界も日々変わっています。

ワタシなんて追っかけるだけでもたいへん

日々勉強中。。

開業準備行為

司法書士事務所開業も
開業するにあたり、
開業準備行為があるのですけど、
登録、看板、職印
あとパソコン関連の設備…
とりあえずそういうのも大切だけど
やはり、営業準備というか
営業体制を考えないといけない
名刺、ホームページ、
紹介者をさがすための作業
早く軌道にのせられるかが
ホントに重要になるとおもいます。
じゃあ、具体的にどう動くの?
ってことになるのだけど
やはり、いろいろなことを参考に
していくしかないのかな