長野県内の地銀の合併

長野県内では衝撃が走りましたね。

八十二銀行と長野銀行が来年6月を目処に株式交換による経営統合をして,その2年後に合併することに基本合意したようです。
(信濃毎日新聞:「八十二銀行と長野銀行、経営統合へ 長野県内の地方銀行1社に」)
(日本経済新聞:「八十二銀行と長野銀行が経営統合へ 23年6月めど」)

2行のシェアは,帝国データバンク調べによると,2022年3月で,53%と8%。預金残高は,8兆6,660億円と1兆7,380億円。貸付残高は,5兆9,740億円と6478億円だそうで,独占禁止法の適用除外とする特例法の認可取得を目指すとのこと。

長野県の経済に大きな影響を与えそうですね。

産科医不足

このごろ、どこの場所でも医師不足のニュースをよく耳にする。
その中でも、人口の少ない都市の産科医不足はなかでも不安材料である。
少子化が問題であるというのは、世間では周知のことであるが、
これだけ産科医が不足し、長野県内でも須坂市、伊那地域のように、
産科医がなくなり、子供の産める病院がなくなっていくことが、
どれだけ、住民を不安にしていることか。
今後、医師不足解消のために、信大の医学部も入学者を増やすらしいが、
制度的には、なにか遅いと感じる状況であり、
そもそもそういった制度設計がなにかまちがっていたのではないだろうか。
安心した、生活を営むとき、経済状態や経済システムも大切であるが、
違った制度構築だけに進んだ結果、そのひずみを修正できないでいた場合、
政治というものはなにをしていたのか、疑問を持たざるを得ない。
とても不信感を感じる出来事である。