ランサムウェアの恐ろしさ

コンピュータを利用している企業,事業者であれば,業務の内容は関係なく,恐ろしいものです。

今日は,ランサムウェアによる,業務の一時停止,遅延のはなしをします。

ランサムウェア(Runsomware)とは,【感染したコンピュータをロックしたり,ファイルを暗号化したりすることによって使用不能にしたのち,元に戻すことと引き換えに「身代金」を要求するマルウェア】のことだそうです。(参照 トレンドマイクロ「ランサムウェア」)

感染後,マルウェアを実行した端末のみならず,業務サーバーやデータサーバーのデータも暗号化してしまうことがあります。

最近,業務の異なる2社が大きな被害にあってます。
・東京コンピュータサービス社「サイバー攻撃による被害と復旧状況について
・東映アニメーション社「当社ネットワークへの不正アクセスに関する調査結果のお知らせ

いずれも,長時間の事業の遅延,停止が余儀なくされています。
場合によっては,情報の流出等が発生することもあります。


東映アニメーションにおいては,業務ソフトのインストールによって発生している(「Video Copilot社 Windows用インストーラーに関するセキュリティ問題について」等)ようですので,一概にあやしいプログラムを実行するというだけでなく,日頃のセキュリティ対策が必要になってきます。