Fedoraのアップデート続編

Faxサーバーについても
Fedora22→23
にアップデートしました。

ハマったハマった。

まず、Faxのポートが
ttyS0からttySxにかわったため、
モデムがttyS0では反応無し。

それを見つけ出して調査するのに
一苦労。

FedoraではATコマンドもまともに使えないので
そのへんはすごくむずかしいです。

とりあえずdmesgコマンドでドライバーの状況を調査し、
ポートを変更。

あとfirewalldもまたハマった。
初期起動しないためには

systemctl disable firewalld rolekit

としないとダメみたいです。
rolekitってなんなんだろう?

とりあえず無事移行できました。

Fedoraのアップデート

Fedora22→23にアップデートしました。

dnf install dnf-plugin-system-upgrade

localectl set-locale LANG=en_US.UTF-8

dnf system-upgrade download –releasever=23 –allowerasing

dnf system-upgrade reboot

の順番です。

3時間くらいかかりました。(64bit core2duoで)

起動後
localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8

で日本語に戻します。(環境によってはeucjpとか?)

困ったことは
iptablesのFirewallにしていたのに
Firewalldに勝手に変わっていたこと。

なので

systemctl stop firewalld
systemctl disable firewalld rolekit

systemctl start iptables
systemctl enable iptables

が必要でした。

それにしても、
Fedoraってサポート期間が短いのです。
ふたつまえのバージョンが出るとほとんど同時に
サポート切れします。
OSアップデートってリスクが高すぎて
嫌なんですけどね。

FedoraでSSLの証明書の警告。。

Fedoraサーバーで
「The certificate for ‘servername’ will expire in xx days」
というタイトルのメールが突如として現れました。

内容は
################# SSL Certificate Warning ################

Certificate for hostname ‘servername’, in file (or by nickname):
/etc/pki/tls/certs/localhost.crt

The certificate needs to be renewed; this can be done
using the ‘genkey’ program.

Browsers will not be able to correctly connect to this
web site using SSL until the certificate is renewed.

##########################################################
Generated by certwatch(1)

SSLのCertificate(証明書)の警告みたいです。
世界の?インターネット上で検索したらわかりました。

ls -lh /etc/pki/tls/certs/localhost.crt
ls -lh /etc/pki/tls/private/localhost.key

サーバーのSSLの秘密鍵と電子証明書の作成日を確認します
Fedora22は1年以内みたいです。

とりあえず、ファイル名変更

mv /etc/pki/tls/private/localhost.key /etc/pki/tls/private/localhost.key.old
mv /etc/pki/tls/certs/localhost.crt /etc/pki/tls/certs/localhost.crt.old

新しく、秘密鍵ファイルと電子証明書ファイルを作成します。
有効期限は365日とします。
openssl req -new -days 365 -x509 -nodes -newkey rsa:2048 -out /etc/pki/tls/certs/localhost.crt -keyout /etc/pki/tls/private/localhost.key

当然属性もあわせます。
chmod 600 /etc/pki/tls/certs/localhost.crt
chmod 600 /etc/pki/tls/private/localhost.key

こんな感じで解決ですかね?

ドメイン名の移行

旧ドメイン名から完全移行しました。

前回の
kotoko.dip.jp
は使えなくしました。

グーグル広告を導入したからだと思いますが、
トップページのアドレスがすんなり移行されました。

当ホームページやブログにブックマークをつけているかたは
(いないとは思いますが。。)
旧ドメインでは変更が必要なので
注意してください。

看板のとおり、
yamashitashiho.dip.jp
が正式のドメイン名です。

今後もよろしくお願いします。

ラズベリーパイ

「Raspberry Pi」のはなしをします。

ラズベリーとは、バラ科の小さないちごで、よくケーキとかに使われていますが、
今回はそちらのほうでなく、小型コンピュータのはなしです。

かつて、ずいぶん前に1chipMSXというものが発売されました。
1chipMSXとは、1983年にマイクロソフト社で提唱された
MSXというパソコンの規格の最終形態で、
Z80というCPUをベースとした8bitパソコンのハードウエアエミュレータというべきものです。

MSXは、ゲームパソコンとも言われましたが、
1980年代当時、一番人気のあったゲーム機であるファミリーコンピュータに
唯一?対抗できる家庭向けパソコンというべきものでした。

このころから、マイクロソフト社は、パソコンの統一規格に
一石を投じていたわけですが、
MSXは、パソコンだけでゲームや計算をするなどのプログラムの作成もでき、
外部に対してはさまざまなインターフェースを持っていたので、
パソコン少年のココロをくすぐるものであったと思います。

一方似たようなもので、パソコン少年のココロをくすぐるのが、
はじめに話した、「ラズベリーパイ」です。

これは、1chipMSXのようなハードウエアエミュレータではなく、単純に
シングルボードコンピュータというべきものです。

小型で8.5cm x 5.6cm程度ですが、
LinuxベースのOSを搭載可能で、
LAN端子やUSB端子がついています。

どうも、自宅でたちあげている、Fedoraサーバーのようなものも可能とか。
新しく出たラズベリーパイ2に至っては、Windows10 IoT Core?が搭載可能だそうです。

まあ、もっともスマホだってほとんどクライアントのコンピュータであるので、
いまさらすごいとも感じないかもしれませんが、
LinuxOSがインストールできるので、通常のサーバーにすることができます。

また、、ハード的にもボードにセンサーなどをつけて、
Shellスクリプトで制御するみたいなこともできるので、
もしかしたら、この小さなコンピュータで、かつてMSXで出逢った
ワクワクが生み出せるかもしれませんね。

セカンドサーバーもアプデ完了

サーバーになにを使用しているなんていう情報は
セキュリティ上記載しないに越したことはないのですが、
昔からブログに書いているので、
そういったこともブロクの記事になってしまいます。

今回は事務所の業務兼FAXサーバーについても
Fedora21→22に移行しました。

なにせFedoraというのは、
アップデートスピードが年1,2回
+2のバージョンが出てからすぐに
アップデートが停止してしまうので、
年に1,2回はOS自体のアップデートを
しなければならないからです。

それと、Fedoraの特徴として
先進的な技術を使用する分
不安定さが増します。

不安定だけに、
本当に業務に向いているか??っていう
気もしますが。

今回迷ったのは
外部に公開していないのですけど、
faxにapacheサーバーにを使用しているのですが、
apacheのモジュール機動でエラーを起こしていて、
apacheの設定ファイル全体を削除しなければ
ならなかったことです。

rm -rf /etc/httpd
dnf -y reinstall httpd
httpd.conf書き直し
systemctl start httpd.service

みたいな流れです。

エラーは
journalctl -xe
でログをみると、

httpd: Syntax error on line xx(エラー行)

そのエラー行をvimで確認しても

Include conf.modules.d/*.conf

の記載だけ。。

FedoraのBBSをみても記載ないし。
conf.modules.dのなかのconfファイルがおかしいのは
なんとなくわかるのですけど、
OSアプデによってapacheのアプデがあったから
どうだっていうはなし。

しかたなく、apacheのコンフィグファイルをすべて消したら
直りました。

直ってよかった…。

サーバー更新

Fedora21→22に

アップデートしました。

今回、とまどったのは、Perlの移行です。

どのPerlのパッケージが引っかかっているのか

結局わかりませんでした。

うるう秒

今日は、うるう秒がありますね。

コンピュータの世界では
1.8:59:60を刻むもの
2.8:59:59を2回カウントする
3.1秒進んだ状態のまま

のパターンがあるようです。
みなさんが使っている
Windowsパソコンは1秒
進んだままになるのでしょう。

そもそも最近の市販のパソコンは
インターネットに接続されているため
自動的にNTPサービスによって
時間が調整されてしまいます。

しかし、サーバーの世界では
0.001秒単位で記録を刻んでいるものもありますので、
1秒を急に調整するわけにはいかないものがあります。

NHKでは、放送で少しずつずらして、9:00には合わせると
説明されていました。

1秒多いということはも、
来週7/5に行われる司法書士試験も
いつもの年より1秒多いとうことですね。。

試験時代はそんなことばかりを
考えていたものです。