名前のよみかたの法制化

氏名の読み仮名について、戸籍上で記載されるよう法制化が検討されているようです。
(時事通信 「氏名読み仮名、法制化へ 戸籍法改正案、23年提出目指す―法務省」)

以前から「マイナンバー制度及び国と地方のデジタル基盤抜本改善ワーキンググループ(第3回)」においても議論されているようです。

現在では、出生届には、「よみかた」を記入し、住民基本台帳上(一部住民票上)で運用されていますが、戸籍には利用されていません。

よみかたの戸籍上の利用と変更について、法制化を検討しているようです。

以前、法務省民事局が設置した「戸籍制度に関する研究会」において、ふりがなの記載について、様々な課題が出されています。

1.ふりがなが法的に氏や名の一部となるか否か
2.全く関係のない読み仮名の取扱いをどうするか
3.届出に係る国民の負担と、市区町村の作業量が膨大であること
4.同じ氏の親族で、異なる氏の読み仮名が届け出られた場合の取扱い